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パワースポットの神様を調べて会いに行こう!【伊勢神宮編】

伊勢神宮
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伊勢神宮には天照大御神をはじめ、敷地内に多くの神様が鎮座されています。
参拝の前にどんな神様が祀られているのかを学んでたくさんパワーを授かりに参りましょう!

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〝伊勢神宮〟は一般的な呼び方で、正式名称は「神宮」です。

各お宮に鎮座されてる神様の紹介

内宮:皇大神宮(こうたいじんぐう)

皇大神宮の域内には、正宮と2つの別宮(荒祭宮・風日祈宮)が鎮座しています。

正宮(しょうぐう)

皇大神宮の中心にあるお宮です。皇室の御祖神であり国⺠の総⽒神「天照⼤御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りしています。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)

天照大御神は伊弉諾尊 (いざなきのみこと)から生まれた、太陽のように輝く最高神です。
調べてみると

  • 太陽、光、慈愛、真実、秩序を象徴する神様
  • 八百万の神々の中でも最も尊い神様
  • 天皇の祖神であり、全ての国民の祖神
  • 所願成就の神様として知られる

と、その偉大さを知ることができました。
日本を代表する女神様といったところでしょうか。とても暖かく優しい眼差しのお姿を想像してしまいます。

正宮では「個人的なお願いをしてはいけない」って聞いたこともあるけど、
そんな規制はないそうです。
日々の感謝を述べた後にお願い事をお伝えしましょう。

内宮にある別宮(べつぐう)

正宮に次ぐ格式の高いお宮で「正宮のわけみや」とも呼ばれ、「荒祭宮」・「風日祈宮」の2所の別宮が鎮座しています。

荒祭宮(あらまつりのみや)

荒祭宮は、内宮に所属する十所の別宮のうち、第一に位しています。
ご祭神は、天照大御神の荒御魂(あらみたま)です。

荒御魂(あらみたま)とは「天照大神の神格の一側面を表す重要な概念」とされ、神の多面的な性質を表す重要な概念であり、日本の神道において活力と実現力を象徴する存在として崇められています。

荒御魂は「天照大神」の魂の一部をお祭りしているお宮だったのね!

・荒御魂は新しいことへの挑戦や行動を起こす際に背中を押してくれる力を持っています
・正宮での挨拶の後、荒祭宮で具体的な祈願内容を述べることが推奨されています

風日祈宮(かざひのみのみや)

「神風」を吹かせた風雨の神を祀る別宮で、農業や海上安全に関わる祈願が行われる特徴があり
特に風に関連する様々な祈願の対象となっています。

外宮:豊受大神宮(とようけだいじんぐう)

豊受大神宮の域内には、正宮と3つの別宮(多賀宮⼟宮⾵宮)が鎮座しています。

正宮(しょうぐう)

天照⼤御神のお⾷事を司る神「豊受⼤御神(とようけのおおみかみ)」をお祀りしています。

食物や穀物を司る神として知られており「豊受」の名は「豊かに受け取る」という意味があり、豊穣や食物の恵みを象徴しています。

豊受⼤御神(とようけのおおみかみ)

和久産巣日神(わくむすびのかみ)は、伊弉冉尊 (いざなみのみこと)が火傷で苦しみながら生んだ一柱とされています。

その和久産巣日神の子供が豊受⼤御神。
すなわち、伊弉諾尊 (いざなきのみこと)から生まれた天照大神の姪っ子にあたる関係!

「天照大御神が「一人では寂しく、食事も心安らかに取れない」と宣託したことから、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)が丹波国から豊受大御神を外宮に迎えたと伝えられています。

なんだか〝ほっこり〟する逸話ですね

外宮にある別宮(べつぐう)

外宮の域内には「多賀宮」・「⼟宮」・「⾵宮」の3所の別宮が鎮座しています。

多賀宮(たかのみや)

外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。
ご祭神は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)です。

内宮の荒祭宮では、天照大御神の荒御魂が祀られてました。
内宮・外宮とも別宮の第一は御祭神の荒御魂なんですね。

⼟宮(つちのみや)

ご祭神は、⽔防に功績のある⼟地の神の大土乃御祖神(おおつちのみおやのかみ)」で、外宮の別宮の中で唯一東向きに建てられてます。

古くから外宮ご鎮座の山田原の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ平安時代末期に別宮に昇格しました。

⾵宮(かぜのみや)

雨風は農作物に大きな影響を与えるので、正宮に準じて丁重にお祀りしているんだって

↓ 域内MAP [引用元:伊勢神宮HP https://www.isejingu.or.jp/ ]

内宮域外にある別宮(べつぐう)

1:⽉読宮(つきよみのみや)
  • ⽉読宮① :⽉読尊 (つきよみのみこと)
    天照大御神の弟神。「月を読む」と記すとおり、月の満ち欠けを教え暦を司る神であることを意味します
  • ⽉読荒御魂宮② :⽉読尊荒御魂 (つきよみのみこと あらみたま)
  • 伊佐奈岐宮③:伊弉諾尊 (いざなきのみこと)伊佐奈弥宮④:伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
    ・伊弉諾尊、伊弉冉尊は、日本の国土及び山川草木をお生みになられた後、天照大御神をお生みになり、つづいて月読尊をお生みになられた二柱の御親神です

※右から月読荒御魂宮②、月読宮①、伊佐奈岐宮③、伊佐奈弥宮④の四別宮が並んで鎮座しており、①から④の順にお参りされるのが一般的です

2:瀧原宮(たきはらのみや)
  • 瀧原宮 :天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)
  • 瀧原並宮 :天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)

※お参りは瀧原宮、瀧原並宮の順にされるのが一般的です

3:伊雑宮(いざわのみや)
  • 天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)
4:倭姫宮(やまとひめのみや)
  • 倭姫命(やまとひめのみこと)

天照⼤御神のご鎮座を導かれた倭姫命を祀る別宮です。
倭姫命(やまとひめのみこと)は、天照大神を祀る適切な場所を求めて約40年間にわたり旅をされました。
倭姫命は天照大神を伊勢の地にご案内したことからすべてを良い方向に導いてくださる神様として信仰されています。

外宮域外にある別宮(べつぐう)

5:⽉夜⾒宮(つきよみのみや)

  • 月夜見尊
    月夜見尊荒御魂(つきよみのみこと あらみたま)

【伊勢神宮 正宮・別宮の位置はこちら・・・】

1:⽉読宮(つきよみのみや)
2:瀧原宮(たきはらのみや)
3:伊雑宮(いざわのみや)
4:倭姫宮(やまとひめのみや)
5:⽉夜⾒宮(つきよみのみや)

別宮がある理由とは

別宮は、正宮に祀られる神様の働きを補い、特定の役割を持つ神様を祀るためです。

  1. 歴史的・文化的背景
    別宮は古代から特定の役割を担い、地域社会や国家安泰に寄与する神々への信仰が深められてきました。これにより、正宮とともに重要な存在となっています.

このように別宮は、正宮と補完し合いながら伊勢神宮全体として多様なご利益をもたらす役割を果たしています。

まとめ

天皇の宮殿の中で祀られていた天照大神に〝もっと静かで神聖な場所が必要〟と考えられ、
皇女の倭姫命(やまとひめのみこと)がその新しい場所を探す旅に出ました。

倭姫命が伊勢の国にたどり着いたとき、天照大神から「この伊勢の国は、とても美しくて平和な場所だから、ここに住みたい」と神託があり、天照大神を祀ることになったのが内宮のはじまりです。

その後、丹波国より食物の神様「豊受大御神」が迎えられ、さらに別宮・摂社・末社が祀られ今の伊勢神宮になりました。

伊勢神宮へお参りの際は、神様に思いを馳せながら感謝の気持ちをお伝えしましょう。

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